FXでチャートを分析する際に、まず最初に決めていただきたいことがあります。
それは、波形のスパンの決定です。
下のチャートはドル円15分足です。
このチャートを見たときに、自分ならどういうスパン(期間、サイズ感)で波形をカウントするのか?ということです。
同じチャートにZIGZAGをいうMT4標準のインジケーターを入れてみました。
例えば赤ラインのようにざっくり大まかに捉えるトレーダーもいますし、青ラインのようにもう少し細かく波をカウントするトレーダーもいます。
緑ラインのように更に細かく波形をカウントするトレーダーもいます。
ですので、トレーダーによって『今日は買い目線だった』、『いや、自分は売り目線だった』などと同じ通貨ペアを同じ時間足で見ていても目線が異なるのです。
通常ですと、
波形のスパンを大きく捉えるほど、エントリーチャンスは少なく、勝率は上がり、利益率は下がります。
反対に、
波形のスパンを小さく捉えるほど、エントリーチャンスは多くなり、勝率は下がり、利益率は上がります。
トレード回数や勝率、利益率に関してはトレーダーによって求める基準が異なります。
トレーダー毎の性格、トレードスタイルやライフスタイルによっても異なってきます。
これには正解はありません。
ですが、どういうスパンで捉えるかは必ず決定しておく必要があります。
『ある局面では大きく捉え、ある局面では細かく捉える』などと自分の都合のよいように捉え方をコロコロ変えていたのでは、一定の成績、確率論に収束しません。
どのスパンで捉えるのが良いかについては僕もアドバイスは出来ません。
ですが、必ず統一してください。
どの通貨ペアであろうと、どの時間足であろうとです。
まだこの点がブレている方はまず統一することに重きを置いてください。
トレードでは「一貫している」ということが非常に重要です。
一貫した相場観、一貫したエントリーのタイミング、一貫した決済のルール等々。
その起点として一貫した波形のスパンというのは大前提になってきます。
*1免責事項
*1:
投資に必ずというのはございません。
しかし僕のブログや動画で継続学習していただくことで理解が深まり、トレード技術が向上するという自信を持ってご提供させていただいております。
・本動画の内容において、正当性を保証するものではありません。
・本動画を利用して損失を被った場合でも一切の責任を負いません。
・期限付き内容を含んでおり、ご自身で問題ないことを確認してください。
・最終的な決定は、ご自身の判断(自己責任)でお願いします。